EN 50618
EN 50618 は、太陽光発電システムに使用されるケーブル(特に直流側ケーブル)に関するヨーロッパの規格です。日本の規格ではありません。
EN 50618 は、太陽光発電設備のDC配線に使用される、単芯ケーブル(シングルコア)について定めた技術規格です。特に、長期的な耐候性・耐UV性・難燃性などの厳しい要件に基づき設計されたケーブルの性能と試験方法が規定されています。
項目 | 内容 |
対象ケーブル | 太陽光発電システム向け単芯ケーブル(直流用) |
定格電圧 | DC 1.5kV(1500V) |
導体 | 錫メッキ銅(Class 5, 柔軟導体) |
絶縁・シース材 | 架橋ポリオレフィン(XLPO) |
温度範囲 | -40℃ ~ +90℃(許容温度上昇時最大 +120℃) |
耐候性 | 紫外線(UV)・オゾン・湿度・直射日光に耐える |
難燃性 | EN 60332-1-2 に準拠 |
寿命想定 | 約25年の長寿命 |